渡邉美樹氏に学ぶリーダーシップ
『夢に日付を! ~夢実現の手帳術~』 渡邉 美樹 (著)
リーダーシップを取り、組織を牽引する人にとって、
大事なこととは、わかりやすい明確なビジョンを掲示する事です。
わかりやすいビジョンは、多くの人を巻き込む力を持ちます。
そのわかりやすいビジョンの一つの例として、
挙げることができるのが、居酒屋ワタミのビジョンでしょう。
「地球上で一番、「ありがとう」を集める組織になろう」
ワタミの渡邉美樹会長は、このビジョンの元、
組織を牽引しています。
わかりやすいビジョンがなぜ必要か?
誰でもわかるようなビジョンは、なぜ大事なのでしょうか。
その理由は、多くの人が感情移入ができるような明快なビジョンが
あることが大事だからです。
「地球上で一番、「ありがとう」を集める組織になろう」
明確でわかりやすいと思います。
わかりやすいビジョンであることで、組織の構成員は、
自身に当てはめて、組織の中で行動することができるのです。
この明確のビジョンの必要性は、会社単位の組織だけではなく、
家族やプロジェクト単位での組織にも当てはめることができます。
組織がどこをゴールにしているのか?
この問いかけは、かなり重要な意味を持っていることでしょう。
ビジョンを育てること
ビジョンを掲げるためには、自身の中でビジョンを育てる必要があるといいます。
ビジョンとは、その人が生きた人生の中で、育まれるものです。
だからこそ、急に変えることができないものですが、
ビジネス心理学のテクニックは、自身のビジョンを変えるための知識があります。
人は、年令によって身につける習慣があります。
NLPタイムラインセラピーと言われているビリーフセラピーの一つの手法ですが、
イメージの中で時間軸をイメージし、過去や未来のイメージをします。
過去の体験の中で、身についてしまった好ましくない感情を
解消することもできるテクニックです。
このようにして、過去の自分を作り出したものを再体験することで、
ご自身のビジョンを育てることができるようになります。
そうすると、個人レベルでの向うべき方向性。
組織レベルでも、向うべきビジョンを提示することができるでしょう。
経済人から学ぶリーダーシップ