リーダーシップの５大要素
「リーダーシップ」を身につけて、発揮するためのノウハウや方法は
あらゆる所で考えられ、セミナーやOJTなどを通じて教えられています。
その内容は様々なものがありますが、
リーダーシップに必要な要素は、以下の５つに集約されます。
- 相手の立場に立てるコミュニケーション能力
- ビジョンを掲げる事
- 自分の信念を持っている
- 決断力を持っている
- 目標達成の為の行動力を持っている
「相手の立場に立てるコミュニケーション能力」は、
組織をまとめるために必要な能力です。
組織では多くのメンバーが一緒になって、
目標に向けてそれぞれの業務をこなしていきます。
その中でメンバーが持つ意見をまとめ、
チーム一丸となって進んで行くためには、
相手の立場に立って考えられる能力が必要となります。
組織が一つになって進んで行くためには、
「ビジョンを掲げる事」は必要不可欠なことです。
自分たちが進むべきゴール、方向性が明確に定まっていないと、
どこに向かって進んでいけば良いかわからず、
メンバーがバラバラになってしまいます。
明確なゴール、方向性を示す「ビジョン」を明確に掲げ、
全員が同じ目的地を目指して進むことが重要です。
組織全体のビジョンを掲げるのと同時に、
個人として「自分の信念を持つ」ということも重要です。
組織としてのビジョンを具体的な形にするには、
一人ひとりが信念を持って、形作っていく必要があります。
それを行うのは自分が今までつちかってきた経験などによる信念であり、
これからどうなりたいかを表した信念です。
仕事を進める中で、とても多くのことを判断し、
作業を進めていく必要があります。
時には、自分一人では判断できないような大きな課題が
訪れることもあります。
そのような時に、的確な判断を下し、他のメンバーに指示ができる、
決断力を持つことが欠かせません。
大きな課題に判断を下さず、先延ばしにすることは、
チーム全体の士気を下げるだけでなく、会社全体に支障をきたすことにも
つながります。
最後は「目標達成の為の行動力を持っている」ということです。
リーダーというのは、他のメンバーのモデルとなる存在です。
リーダーが率先して行動すれば、
他のメンバーもその姿を見て、後をついてきます。
リーダーシップを前提
以上がリーダーシップを身につけるために必要な
５大要素となります。
そして、これらの前提となるのが、
メンバーとの信頼関係を築く、ということです。
信頼関係が構築されていない組織というものは、
問題に直面した時に、あっという間に崩壊します。
まず、信頼関係を築くこと。
そして、リーダーシップに必要な５大要素の能力を身につけて
チーム内で発揮し、成果を上げていきましょう。
リーダーシップの５大要素
