決断力を持っている
組織でプロジェクトを進める中で、課題に直面した際に、
的確で迅速な判断を下すことは、リーダーシップを発揮する、
わかりやすい場面であり、必要不可欠な能力です。
新規事業を推し進める。複数ある案のどちらを採用するか決める。
時には、採算の取れない事業から勇気を持って撤退する決断を下す
必要がある場合もあります。
その一時一時の決断を行うことで、会社のかじ取りを行うだけでなく、
チームの進むべき方向、あるべき姿を示して、後押ししていくことが
重要となります。
リーダーといえども、一人の人間ですから、
時には判断を誤ることもあるでしょう。
ただ、その誤った判断を下すリスクをできる限り回避するために、
事前に想定され得るリスクについて対処案を作り、
可能な限りの情報をもとに判断を下していく必要があります。
それでも想定外の問題に直面した場合には、
リーダーに大きな判断がゆだねられることになります。
そこでの決断力の源となるのが「ビジョン」であり「信念」です。
明確なビジョンがあれば、それに基づいて、
どのような判断を下して行動すべきか、おのずと見えてきます。
また、自分の中に確固たる信念が築かれていれば、
自分ならどのように行動すべきか、
そして、他のメンバーにどのように行動してもらうべきか、
スムーズな判断が下せます。
事前の想定や集めた情報では判断が下せない時の決断力は
組織としての明確なビジョンと、自分自身の信念によって、
つちかわれます。
リーダーシップの5大要素