就職・転職活動でリーダーシップを活かす
就職活動では、社会に飛び込む入り口として、
学生時代とはまったく異なることを数多く経験します。
「学生のノリでは通用しない」ということを頭ではわかっていても、
実際に就職活動をして感じることがたくさんあります。
また、転職活動はそれまでの社会人経験をもとに
さらなるキャリアアップを目指して行います。
その場合、今より給与や雇用体系を求めて転職活動をして、
失敗してしまう事例が数多くあります。
就職・転職は企業に対する自分自身のプレゼンの場
就職、転職というのは、新しく雇用される企業にとって
利益をもたらす人材となり、活躍していくための
プレゼンテーションの機会です。
それまでの考え方、自分一人のための利益だけを求めて活動しては、
相手にとって利益がもたらされないため、うまくいきません。
自分が培ってきた経験や価値観を元に、
新しく働く場所となる会社の売り上げや利益を向上させ、
会社の理念を実現させるためにどのようなことができるか、
ということを伝える必要があります。
内定がゴールではなく、働き始めてから何ができるかを伝える
リーダーシップとは相手との信頼関係を築くこと、
また絶えず自己成長を続け、他のメンバーのモデルとなること、
などが求められます。
就職・転職先の内定をゴールとするのではなく、
働き始めてからどのようなことができるか、どのような利益を
もたらすことができるか、また会社の理念をどのように実現できるか、
ということを伝えなければなりません。
就職・転職活動から内定をもらい、働くところまでを
より明確にイメージするために、NLPには「チェインプロセス」という
ワークがあります。
現在を基準にゴール(この場合、就職・転職先で働き始めること)を設定し、
実際にゴールを達成するまでの道のりを疑似体験します。
就職活動・転職活動を経て働くことになる会社の風景や音、
感覚などを疑似体験することで、より活動に対するイメージが明確となり、
面接などの場でアピールしやすくなります。
また、働き始めてから先のイメージもつかむことができるため、
自分がどのような会社で働きたいか、ということも明確になり、
会社名や給与体系などの表面的な情報に惑わされることもなくなります。
自分が会社にとってどのような利益をもたらすことができるか、
会社の掲げる理念をどのように実現することができるか、
明確に伝えられるようになれば、望む結果を手に入れることができるでしょう。
就職・転職活動でリーダーシップを活かす